【手汗】ノートやテストに集中する方法〜小学校編〜

体験談

手汗の天敵、それは「紙」です。

学校生活で最も関わりがある「紙」といえば、ノートやテストですね。

前回は、手汗が多いことで、ノートをとるときやテストを受けるときに困る状況について書きました。

今回は、小学生の私が、ノートやテストをどう乗り切ってきたかを書いていきます。

紙との戦いに必須のアイテム

ハンカチ

ノートやテスト用紙についての手汗の問題を解決するには、ハンカチがベストアイテムです。

ハンカチに手を置いて、ノートやテスト用紙に書いていくのが一番の対処法です。

ただし、分厚い生地のタオルハンカチだと、厚みがあり過ぎて書きづらくなりますので、適度な厚みのものが良いです。

ただ、生地が薄すぎると、手汗がハンカチの裏側まで染み込んで濡らしてしまうことがあります。

私は、薄いハンカチだと裏側まで濡れてしまうので、ハンカチを2枚持ち歩いていました。

また、手を載せた側とノートに接した側を覚えておかないといけません。

前の授業で手を載せた側は濡れていますので、次の授業でノート側にしてしまうと、その部分は湿ってヨレヨレになってしまいます。

下敷き

ノートにプラスチックの下敷きを置いて、その上に手を載せて書いていきます。

書きながら、下敷きをスライドさせていく感じですね。

下敷きとは、その名の通り「ノートの下に敷くもの」ですが、私の使用方法は、本来の使い方とは逆に「ノートの上に置くもの」になってしまいました。

周りから見ると不思議だろうなーと思っていました。

ただ、プラスチックの下敷きは汗を吸ってくれないので、時間が経つと下敷きの上に水滴が…。

結局、最後はハンカチで拭くことになります。

定規

「ハンカチや下敷きを机の上に出してはいけない」というテストのときは、定規で何とかしようと試みました。

幅広の定規だと、下敷きと似たような使い方ができます。

ただ、やはり面積が狭いので、すぐに水滴が紙に落ちてしまうんですよね。

洋服の袖

入学してすぐの頃はハンカチや下敷きを使うというアイディアがなく、最初に思いついたのが「洋服の袖」です。

洋服の袖を引っ張って、できるだけ手のひらを紙に当てないようにして書いていました。

ハンカチ作戦を思いついてからも、ハンカチを忘れたり、下敷きがなかったりしたときには、最終手段として使っていました。

ただ、いったん袖が濡れてしまうと、乾くまでこの作戦は使えなくなります。

袖口が黒くなってしまいますし、半袖の季節には不可能なので、やはりハンカチがベストですね。

子どもながらに試行錯誤の日々

手のひらの多汗症の子どもは、ノートを取るだけ、テストを受けるだけでも、こんなに試行錯誤しています。

何の障害もなく、サラサラとノートを取っていく周りの友達をうらやましく思ったこともありました。

私はあまり遭遇しませんでしたが、「テストのときは筆記具以外は机に出してはいけない」とハンカチを禁止する先生もいるようです。

多汗症の子ども達の苦労がもっと周知されて、学校で配慮を受けられるようになってほしいです。

そのためには、まずは親御さんが、子どもの悩みを理解してあげることだと思うのです。

お子さんが汗のことで悩んでいたら「手汗くらいで」「気にしすぎでは」などと思わずに、まずは何に困っているのかをじっくり聞いてあげてください。

お子さんは、一人で悩んで、試行錯誤しているかもしれません。

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