手掌多汗症の一番の強敵、それは「紙」です。
以前、ノートやテスト用紙との戦いについて書きました。
今回は「紙」の中でも、子供に身近な「折り紙」についてです。
折り目が白くなる
折り紙を折るとき、折り目の上を指で滑らすようにしてきっちり押さえると、きれいに仕上がります。
しかし、私は指の腹からも汗がでるので、折り目を押さえながら指を滑らせると、抑えた部分の色が剥げて白くなってしまいます。
なるべく指の腹が折り紙に触れないように、爪で押さえたり、定規の上から押さえたりしていました。
出来上がりはヨレヨレ
折り目をつけるときには指で触らないようにしますが、角と角を合わせるときなど、どうしても折り紙に触れる瞬間はあります。
簡単な紙飛行機などは問題ないのですが、鶴のように長くて複雑な工程が必要なものは、手で折り紙を触る時間が長くなります。
そうすると、折り紙がだんだん湿って、フニャフニャになっていきます。
いくらきっちり折り目をつけても、折り紙自体がフニャフニャなので、出来上がりはヨレヨレです。
ピシッと折り目がつけられた鶴は、立ち姿がかっこいいですよね。
しかし、私の作った鶴はヨレヨレです。
折り紙って、一度湿ってフニャフニャになると、乾いてもヨレヨレなのです。
何羽折るの?千羽鶴
小学校のとき、千羽鶴を折ることになりました。平和授業の一環だったと思います。
鶴が千羽で「千羽鶴」・・・何羽折れば終わるのか。
クラスのみんなで手分けをして作ったとはいえ、一人当たりのノルマもかなりのものでした。
結果、私の手元では、ヨレヨレの鶴が量産されました。
しかし、数が多いことにはメリットもあります。
たくさんの鶴に囲まれて、私のヨレヨレ鶴は目立たずにすみました。
ヨレヨレでも、フニャフニャでも、鶴は鶴なのです!
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