多汗症の私にとって、小学校の体育の授業は憂鬱なことが多かったですが、プールだけは汗の心配がありませんでした。
シャワーを浴びてしまえば、みんなびしょ濡れ。
プールに入れば、手も足も水の中です。
汗の心配なし
プールの授業は夏にあるので、多汗症の私は、授業前にはたいてい手にも足にも汗をかいています。
しかし、水着に着替えて、プールに入る前のシャワーを浴びると、みんなびしょ濡れ。
プール前のシャワーの冷たさには震えましたが、みんなが濡れてしまう状況は大歓迎でした。
そして、プールに入ってしまえば、手も足も水の中。
手のひらと足裏の多汗症の私にとって、とても安心できる状況でした。
ビート板やボールなどの道具を共用する際にも、「汗で濡れてないか」なんて気にする必要はありません。
自由時間には水の中で手を繋いで遊んだり、普段ではできない遊びを楽しみました。
多汗症の子におすすめの習い事
しかし、プールの授業にも落とし穴がありまして…。
私は体育全般が得意ではなく、水泳も苦手でした。
小学校のうちは水遊びの要素もありますし、水深の浅いプールだったので純粋に楽しめましたが、中学校・高校と成長するにつれて、水泳自体がつらくなってきました。
今振り返ると、小さな頃からスイミングを習っておけばよかったと思います。
ピアノなどと違って手汗の心配がなく取り組めたでしょうし、ある程度泳げれば、プールの授業ももっと楽しめたと思います。
手掌多汗症のお子さんの習い事には、スイミング。おすすめです。
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