手汗

ノートを取る、テストを受ける...そんな学校生活では当然のことにも、手掌多汗症の子どもは苦労しています。ノートを取るにあたって、どんな苦労があるのでしょうか。手汗の天敵である、紙について書いてみます。

子どもが手をつなぐこと。軽いスキンシップのように思えますが、早くから自分の手汗に気づいていた私には、難しいことになってしまいました。

私が自分の手汗に気づいたのは、幼稚園の年長のとき。初めて手汗に悩まされた記憶は、幼稚園のときのクッキー作りです。自分の手の中で崩れていくクッキーに絶望しました。

多汗症は遺伝するのでしょうか。それとも遺伝とは無関係なのでしょうか。多汗症が遺伝するという医学的な根拠はないとされていますが...。多汗症患者である私の母、そして、私の娘の状況もあわせて考えてみたいと思います。

汗をかく場所、量などは人それぞれ。汗がどこから出るのか、どのくらいの量が出るのか、汗をかくタイミングなど、私の現状についてお知らせします。重症度判定の基準もありますので、参考になれば嬉しいです。

多汗症は病気なので、治療法や改善策があります。外用薬、内服薬、手術という方法もあります。選択肢を知れば、自分に合った方法が見つかるかもしれません。まずは病院を受診することを検討してみてはいかがでしょうか。

手に汗をかくと焦りますし、周りが気になりますよね。「周りに汗のことを知られたくない」と考えてしまうので、いつもビクビクすることになります。多汗症の人は、どのように心を整えたらいいのでしょうか。

多汗症が引き起こす心の問題とは、どんなものでしょうか。手のひらにたくさん汗をかく私が、どんなことを考えながら生活してきたのかを書いてみました。多汗症のデメリットは「触った物が濡れてしまう」という物理的なことだけではないのです。

「こんなに汗をかくのは自分だけ」「自分だけが特異体質」...そう思っていませんか？実は多くの人が多汗症の症状を抱えていて、ひっそりと悩んでいるのです。多汗症患者の割合や人数を知って、自分だけではないことに気付いてもらえたら、と思います。

多汗症と向き合ってきた４０年。手のひらの汗や足の裏の汗と付き合ってきた私の経験をお伝えしていきます。まずは「多汗症とは？」というところから。多汗症の知識を少しと、私の汗の状態についてお知らせします。